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店頭で気になった商品を携帯電話でクリッピングできるシステム大日本印刷株式会社(本社:東京社長:北島義俊資本金:1,144億円以下:DNP)は、店頭の商品に付けられた2次元コードを、カメラ付き携帯電話で読み取ることによって、商品に関連した情報が液晶画面に表示され、かつ、新聞や雑誌の記事をクリッピング(※)するように、得た情報を蓄積・整理して、いつでも閲覧できるシステムを開発しました。※クリッピング:新聞や雑誌の記事を切り抜いて整理すること。 【システムの概要】 1.当システムに対応した2次元コードを、店頭の商品や商品棚に取り付け、その2次元コードに対応した詳細情報をサーバに登録します。2次元コードには、店舗コードや商品コードなどが含まれているため、同じ商品であっても、店舗が異なる場合、違う情報を登録することも出来ます(価格やバーゲンセール期間など)。 2.利用者は、当システムで使用するソフトウェアを、サーバから自分の携帯電話にダウンロードします。ダウンロードされたソフトウェアには、個別のIDが自動的に設定され、サーバには、そのIDに対応した個人別フォルダが設定されます。 3.利用者が、携帯電話のソフトウェアを起動して、商品に付けられた2次元コードを読み取ると、自動的にサーバに接続し、その2次元コードに対応した詳細情報を取得して、携帯電話の液晶画面に表示します。同時に、表示された情報は、サーバに設定された個人別フォルダに蓄積され、いつでも呼び出して閲覧することができます。また、利用者は、サーバ上の詳細情報に対して、簡単なメモを残すことも出来ます。 【新システムの特長】 1.利用者のメリット 通常の2次元コードは、携帯サイトのアドレスのみを表しており、該当するサイトに利用者を誘導するという単機能のみを持っています。これに対して、当システムは、閲覧した情報が、サーバ上の個人別フォルダに蓄積されていきますので、一度閲覧した情報を、いつでも閲覧できます。 この機能を利用して、利用者は、購入したい商品リストの作成や、類似した商品を比較検討するなど、ショッピングを支援するツールとして活用できます。 2.導入企業のメリット 一般に、顧客の購買意欲は、実際に店頭で商品を見ている時が最も高く、店舗を離れ時間が経つと、低くなっていくと言われています。当システムを導入することで、ある時点で販売に至らなかった場合でも、顧客の携帯電話に商品情報を残せるため、これまでより高い販促効果が見込ます。また、「ある商品に興味を持った顧客が、それ以外の、どのような商品に興味を示すか」といった分析が可能となり、マーケティングツールとしての活用が期待できます。 【主な用途】 ・小売業 アパレル、家具、ホームセンター、中古車販売、百貨店、スーパー、書店、CDショップなど、さまざまな業界に適用可能です。 これまで、POSの売上情報を、商品開発や仕入れなどの参考データとして利用するケースはありましたが、実売に至らなかった商品については、顧客の反応を把握することができませんでした。当システムは、顧客ごとに、どの店舗で、どの商品の詳細情報を閲覧したかを集計できるため、実売に至った商品と、興味を持たれたものの実売に至らなかった商品を比較するなどの分析につなげることができます。 会員制にして、ソフトウェアのダウンロード時に、氏名やメールアドレスなどの個人情報の入力を行わせることにより、携帯電話にメール配信を行うなど、直接的な販売促進に活用することができます。 ・展示会、イベント、企業ショールーム 複数の企業が出展する展示会やイベント、企業主催による新商品の展示発表会、常設されている企業のショールームなどに導入し、来場者の反応を調査することが可能です。当システムのソフトウェアをダウンロードする際、来場者登録を行うことにより、一人ひとりを特定した上で、後日、フォローを行うなど、きめ細かいサービスを行うこともできます。 また、コメント入力機能を使って来場者からアンケートを集めることにより、展示品や新商品に関するマーケティング調査を行うことも可能です。 ・出版物 雑誌の商品紹介ページ、観光案内ページなどに2次元コードを印刷し、読者に対して、より詳細な情報を提供するとともに、読者の興味の対象を分析し、紙面作りの参考とすることができます。 【今後の展開】 今後、小売店や展示会などでの実証実験を行い、2007年度の実用化を目指します。また、雑誌などでの利用を考慮し、2次元コードのほか、商品写真などを直接読み取っても詳細情報を得られる画像認識システムへの対応も計画しています。DNPは、本年3月7日〜10日、東京ビッグサイトで行われるICカードワールド2006において、アパレル店舗での利用を想定したデモシステムを展示します。 |
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